パソコン用のアプリは、Windows上で動作するアプリであれば、マルチウインドウといって、画面上にたくさんのウインドウを出すことが可能です。しかし、スマートフォンアプリは一つしか出せません。
パソコン用のアプリは、マルチタスクと行って複数のアプリを同時に動作させる事が可能です。しかし、iphoneなどのスマートフォンではマルチタスクに制限があります。
iphoneなどのアプリ開発をする時には、アプリを使用するターゲットと層を決めることが大切です。たとえば、女性であるのか男性であるのか、年齢層などを決めてあげると、そのターゲット層が欲しているニーズをつかみやすくなります。最初にターゲット層を決めて、ターゲットが置かれている状況やネットの利用状況等を考慮するとヒットアプリが生まれます。
アプリ開発の価格の相場は、作るアプリの内容によって異なってきます。ショッピングカート系であると、10万円から300万円ほどで、カタログ・フリーペーパー系であると、50万円から100万円程度です。通話・メッセージアプリ系となると100万円から500万円ほどです。ゲームであると300万円から1000万円くらいです。SNSと連携させるタイプであると500万円から1000万円です。また、大手アプリ会社と個人事業主では価格も異なり、大手アプリ会社は高い傾向にあります。
ダウンロード数の多いアプリは、男性と女性で異なります。男性の場合はゲーム系が多いです。ゲームの中でも、比較的手軽に行えあまり難しくない暇つぶしに丁度良い程度のものがヒットします。また、他には無いゲームであることと、人に言いたくなるようなゲームはヒットしやすいです。女性の場合は、SNS系や写真系などに興味を示すことが多く、毎日使いたくなるようなアプリがヒットしています。写真系については美肌アプリなど人に自慢したくなるようなアプリがヒットする傾向です。
iphoneなどのスマートフォンのアプリ開発後の運用については、アップルストアーのレビューなどでバグ報告があった場合は、速やかに修正してバージョンアップを行います。また、iphoneの基本オペレーティングシステムとなるiOSがバージョンアップした時には、自分の開発したアプリの動作に不具合が出ることもあります。iOSがバージョンアップした際には詳細なデバッグを再度行い、不具合があるようであれば、修正してバージョンアップを行います。
法人以外の個人でもスマートフォンのアプリ開発を依頼することは可能です。ただし、何のために誰が使うアプリなのか構想をしっかりと練っておく必要があります。アプリを開発する目的さえはっきりしていれば、アプリ開発会社も前向きな提案を行ってくれることもあります。しかし、アプリ開発会社の中には、ヒットアプリ開発を目指しているところもあるので、確実にヒットする事を納得させるビジネスストーリーを用意しておく必要があります。